お土産を買った時、おじいちゃんに、いっぱい入ってるから食べてってと言われたが、おなかが空いてなかった。
めっちゃ山の上の神社まで行き、おなかが空いた。
別に、あとで食べにくると約束したわけでもない。
これから見て回る方角とは反対の方角なので、また戻る事になる。
けれど、行くか!っと戻ってよったのだ。
お店のご夫婦は、すでにご自分たちが食事されていた。
おばあさん「もう炊き込みが一杯分しかないんよ。今日は炊き込みがよく出たからね。」
「そうですかー。。。港のほうに、いっぱい店あるけど、わざわざ戻って来たのにな。しょうがない、トイレだけ貸して下さい。」
私がトイレに行き、石子が行ってる間に、おばあさんが、「ご飯が一杯半あるから、それを半分こにして食べたら?刺身は二つ付けてあげる。」
私も、またどこの店で食べるか探すの面倒だったし、「じゃあそれで。」
石子に言った。「ここで食べる事にした。ご飯半分こにして、刺身は二つあげるってさ。」
石子「お母さん、押し売りに負けたんだ。お母さんにメニューも選ばせずに、一方的に言われたんだ。」
私「えーー。いくらとか全然聞いてないわ。どういう風なんやろ。」急に心配になってきた。
石子「それで1300円取ったら、うち文句言う。」
運ばれて来たのは、↓これが2膳。
美味しい天然あわびの炊き込み定食。
私は、もうおばあさんの言った通りでいいやと思って、じゃあ食べると言ったんだけど、ちゃんとした定食が、運ばれて来たのであった。
細かい事はわっからーんけど、少なめの茶碗と刺身が来るだけと思って待ってたのである。
私「え?え?これでいくらになるんです?」
「1300円。」
私「二つで?」
「1300円。」
私「えーーー!!!」
石子「安っ!」
めっちゃ良心的な店だった。
私「あわびありますか?」
「無い!」
私「じゃあサザエは?」
「ある。」
石子に聞くと、サザエは要らないと言うので、「じゃあ一個ください。」
石子「うちは、するめ下さい。」
石子は、ちゃんとするめがあるのを、店に入った時、見てて知ってたそうだ。w
夜に宿で食べたサザエより、コリコリして美味しかった。
するめもめっちゃ美味しくて、もう一枚焼いてもらった。
ほぼ二人分なのに、一人分しかお金取らないなんて、感動しましたからぁああ!!!
石子「お母さんが最初に買った土産が大きいと思うわ。
どうしても食べさせたいと言う気持ちで言ってくれたんやわ。」
そうなのだ、私が好きで大量に買ったのが、定食にもいっぱい入ってるから食べてってと、最初にお勧めしてくれたのだ。
Uターンしてまで、行かねばならないと思ったのは、呼ばれたんでしょう。w