しまったー。
以前この道通って、大変やったのに、また通ってしもた。
走ってる先に、あれを登るのかーっと真ん前に見える坂道。
しかも、途中で通行止め。
どこが極楽じゃー!!
酷道の中でも特に細い道。おもくそ遠回りとなった。
霧は、今日はどの山道走っても出ていた。
が、この酷道では、ついにガードレールも道も見えなくなってしまった。
目の前が真っ白。
誰も来ないだろうと思っても、一応クラクションを鳴らす。
やっぱり鳴らしながら進まないと、5キロも出してなくても、真っ白だからね。
しかーし、濃霧が消えたところに、一台の普通車が待っていた!
あの真っ白な世界の中、私がプッと鳴らしては、またプッと鳴らし続けた、そのクラクションの音を聞いて待ってくれてたのだ。
良かった。クラクション鳴らしながら走っっておいて、ほんまに良かった。
相手は、音が近づいて来るけど、一向に姿が見えず、進む事が恐怖でしかなかったであろう。進む事は、とても出来なかったであろう。
白い世界から、突然私の車が飛び出て来たようであっただろうな。
その車と、ゆーーっくりゆーーっくりなんとか細い細い道ですれ違った後は下りであった。
なので、一番高いとこが濃霧だった訳だ。
霧は道路にないけど、助手席側にはあった。
もうクラクションは鳴らさなかったけど、誰も来るなよーっと祈る想いで運転した。
危険レベル4の道路って書いてあったけど、道がまったく見えず、危険レベルは今日は5でしょうと思いましたな。
降りきったとこにバス停があった。
このバス停は、絶対にここが終点だ。
あの細い道を登ったら、すれ違う事が出来ないもん。
峠。でしょーね、でしょーね。そのまんま。ぴったり。
峠の次のバス停は?
峠下。
いや、峠のバス停が峠の下なんで峠下でいいでしょー。
峠は峠口でもいいけどさ。
今から峠に登るまさに入口やもん。そこを峠にしても、地元の人には通じるんでしょうね。
峠下バス停から見る進行方向。↓まだまだ僻地。
ずっと運転してるのにグネグネ道で進んでない。後なんキロが減ってない。(◎_◎;)
もう狭い狭い道での濃霧は懲り懲りやー。
極楽寺方面には行けませんの看板出たー!!
通行止めじゃなかったら、ここから下りて来たんや。
そう、迂回せずの場合でも道はめちゃくちゃ狭いんです。
迂回のほうは、普段、もっと人が通らない為、濡れた葉っぱだらけでした。
崖から滑らないようにゆっくり降り、道のど真ん中にいたやまどりも、全然気づいてくれず、近くまで寄ったら、やっと気づいて飛び立ってくれました。
こんな道通る奴おるんかい!なほど驚いて飛んで行きました。
ようやく気付いてくれた時、顔がビクッてなってたもん。w
通った事ない道で、二社お参りしました。
急に現れたのでUターンして入ったら、ドンと凹みにあたり、後ろのタイヤハウスが縮んでしもた。
ああ。。。(*_*)
↓こちらのお宮さんでは、無理して入らず、手前の拾い空き地に止めました。
私には舌がもっと長くなったり短くなったりして、爪もピシピシ動いて見えました。
こちらのイチョウも綺麗で黄色のじゅうたんでした。
さて、やーーっと目的地です。
巨樹を一周して見れるのがイイ。太い幹にはいつ来ても圧倒される。
身長48m。
ライトアップが活きる時間まで待って、写真を撮り帰りました。
樹齢1100年のパワーをたっぷり頂いてきました!!
明日明後日がお祭りです。
風で落ちる時はスピードよく落ちてたので、あさってまで葉が残ってますように。(^-^)
小雨やったけど、時期を外すと、桜でも一晩で落ちますから、一番いい時に見れました!