私は、本当に鈍感だったんだな。
22歳の私。
社員旅行で明治村や飛騨高山を訪れていた。
その時の写真は、私以外全員男性でした。
その中にCちゃんがいました。
Cちゃんはデザイン系の資格を持っていて、彼女に振られて落ち込んでいた時に、「一緒にご飯でも行く?」っと私から声をかけました。←Cちゃんは4つ年上です。
私の自宅近くのレストランでコース料理を御馳走してくれたのですが、「元気出しなよ。運命の人は一人じゃないんよ。一人目は恋愛の仕方や距離の取り方を学ぶ為の出合いなん。なので運命の人は他にいるからさー」←大した恋愛なんかしてない22歳が26歳を偉そうに励ます。w
レストランで笑顔も増えて、職場でも元気になってきたので、それ以降は、一緒に遊ぶとかまったく考えてなかったです。
まだ落ち込んでたら、「今日ビリヤードでも行く?」っとか言ってたかもしれませんが。w
Cちゃんは「こういうとこがあるからな」っと、いつも私の事を言ってからかっていました。
その都度、私は太ももパーンとか叩いたりしておりました。4つ年上の先輩に。w
その後、Cちゃんは、東京のデザイン事務所に転職する事になりました。
出発当日、会社に電話があり「引っ越し先の住所を引き出しに忘れたので、読み上げてくれない?」っと。
「えっ?もうしっかりしてよ!自分がこれから住むとこがわからんなんて、信じられなーい。ちょっと待ってよ」←何回も言うけど、相手は4つ年上です。w
Cちゃんがこの前までいたデスクの引き出しを開けたら、メモだけがありました。
「いい?ちゃんと控えてよ!〒から言うからね。復唱して!うん、うんうん。そう。合ってる。ほんとしっかりやりなよー、じゃあ元気でね!」
電話を切ってからも「もうほんと信じられない!自分の引っ越し先もわからず引っ越しするなんて!」っとブツブツ言っておりました。
ここまで読んで気づいた方のほうが多いのかもしれないですね。
当時の私は、いくら女子高出身で男慣れしてないとは言っても、あまりにも鈍感過ぎました。
Cちゃん以外もCちゃんの気持ちをみんなは知っていたと思います。もしかしたら、メモを当日仕込んだのも職場の誰かかもしれません。
電話を切った後の事も、Cちゃんが「どうだった?」って聞いて喋っていた事でしょう。
「まったくもう!って感じやったでー、全然気づいてなかったでー」っと言われたでしょうね。。。
顔がキリっとしてて、めっちゃ男前やと思います。悪いパーツが一つもなく、左右対称の綺麗なお顔でした。なにより性格も優しかったし面白かったし、誰からも好かれる方でした。
けど、濃い顔はダメだったので、仮に告られていたとしても、丁重にお断りしましたね。
結果的に、告らせなかったぐらい鈍感だったことは良かったのかもしれない。
ちなみに、写真に写ってる男性は7人で、毎月、給料日に、私にキャッシュカードと暗証番号を言い、「銀行行くだろう?何万降ろしてきてくれ」でした。
「ちょっと待ってよ、控えてないんだから、メモ取るからもう一回言って!」毎回これ。
自分の分も含め、個々に引き出したお札とキャッシュカートを入れた8枚の現金封筒を持って戻り、昼休みが毎度少なかったです。
なにより後ろで待ってる人達に悪くて、それが一番嫌だった!!
8つ年上の先輩にも「なんで先にご飯食べてんのよ!w」「もうほんとに時間かかって嫌やわ!」って毎月言いながら、配っていましたけどね。w
今見ても、6人は男前だわ。全然当時は思わなかった。w
社長さんが大きなヨットを持っていて、魚を釣って来た時に「焼いてみんなで食べよう」とおっしゃり、人生で初めて魚を焼いたのも、そこでした。
普段はお茶を沸かすぐらいの事務所の台所です。
Cちゃんを呼んで「焼けてるかどうかわからないから見て」って言いました。(≧▽≦)
「何々とかも、切らずに鍋に放り込むタイプだろう?」
「そうそう、なんでわかるん?初めて入れた時、箸で持ち上げたら、ビローンって長くてびっくりした!切って入れるもんやったんやーってw」
そんな会話をキャッキャきゃっきゃしながら、魚をひっくり返してくれたり、火の調整をしてくれ、生焼けじゃないきつね色の美味しい焼き魚が出来ましたねー。